「鶴の構え」?

   構えた時に体重の配分は後ろの足7、前足3、といわれるがこれは結構難しい。
ここから打突に進んでいくと益々難しくなる。

   打突の途中では頭で体重の配分など考える暇が無いからだ。ここのところは身体で覚えるしかない。
とは言っても実際に出来てみないとその感覚を味わうことが出来ない。

   そこで、いっそのこと全部後ろ足に体重を乗せて構えて見よう。

   片足で立つということだ。

   ここから打突に移行するのだが、まず身体を相手に向かって倒してみよう。これが相手への攻めになる。
ここでゆっくりと倒れることが出来れば最高だ。

  意外と体重の移動が簡単に体験できる。

   倒れるということは自分の頭が相手に向かっていく、相手は攻め込んできたと勘違いし
出鼻を打とうと動作を起す。

   その瞬間に逆にこちらが相手の出鼻を一拍子で打つ、こちらが先に動作を起しているので結構打つことが出来る。
打ってこなければ面に伸びる。

   これで「鶴の構え」から攻めての打突が完成したことになる。

   こうやって今までの体の運用を色々考えてみるのも新しい発見がある。

戻る